楽しい休日 ~ 北山斜坑へ










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【注意】

今回の内容はあまりにも深くかつ偏っている
「オイラはとうとう気がふれたのでは ?」と心配することもあろう

しかし事前準備すること約4ヶ月 いよいよ現場へ 
という それはそれは意義深いステキなお話ぢゃ












前回は『六甲トンネルの入り口散策記』だったけど

実は昨年の10月ごろから 色々と調べていた

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何を調べていたかって ???


『山陽新幹線の軌道』 やっ

特にその中でも 『隧道(トンネル)』


きっかけは 「東海道新幹線50周年」 やな 

日本男子としてこれを機会に「新幹線の生い立ち・歴史」を振り返る
特にオイラの場合は毎週お世話になっている「山陽新幹線」についての
造詣を深める というのは当然の義務だと思ふ





研究を進める中で

特にオイラの興味を引いたのが
「第一期工事の 新大阪~岡山 間」 や

全長 164Kmのうち 35%にあたる 57.6Kmがトンネルとなっている


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なかでも 昭和45年の完成時には 長さについては日本一 世界第三位であった
『六甲トンネル』はオイラの単身赴任先の夙川に近いということもあり
これを完璧にマスターすることに決めた 















色んな資料を取り寄せて



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ニヤニヤやな 











全長16250mの六甲トンネルの工事方法は当時としては画期的な方法が取られていた

普通は入口と出口の双方から同時に掘り進めて中間地点で出会って貫通させる というものだけど
六甲トンネルの場合は そこらじゅうに断層破砕帯が走っているため相当な難工事となることが予想されていた
従来の「出会い方式」の工程では完成まで何年かかるかわからない




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こんな事故もあるので 「出会い方式」 では安全上も問題がある






そこで全工事区を7工区に分割して、それぞれにアプローチトンネルを掘り、本坑位置で双方に向って掘削し最終的に繋げる、という方法がとられた このため、斜坑5本、横坑1本、竪坑1本の作業坑が掘削された

斜坑は地中に向かって下り坂になるようなトンネル、横坑は本坑の真横から地面に平行に掘ったトンネル、竪坑は地面に垂直に掘った穴のこと
これらのアプローチトンネルにより、掘削機械の搬入や、ずりの搬出、作業員の出入りなどがおこなわれた
ところがトンネルが開通すると、これらのアプローチトンネルは不要のものになる場合が多い もちろん長大トンネルでは、列車がトンネル内で緊急停止した場合、非常脱出口としてこれら斜坑などが利用されることがある。しかしそれらの使用頻度に対する保守の手間などを換算すると、いくつも残しておいてもしょうがないため、不要のものから廃棄・埋め戻しをされる場合が多い



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この7本のアプローチトンネルは
新大阪側からは 「上ヶ原横坑」 「甲陽竪坑」 「北山斜坑」 「芦屋斜坑」 「鶴甲斜坑」 「摩耶斜坑」 「春日野斜坑」となる



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ふふっ 












そのうちまだ生きいるのは 「北山斜坑」と「鶴甲斜坑」のふたつだけと判明した 










【上ヶ原横坑】

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完全にコンクリートでふさがれている 
赤線部分が横坑入り口部分だった場所














特に 「北山斜坑」はオイラの社宅から近い しかも 斜坑入口の寸前まで近づけるっ 


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地図上の黄色ラインが六甲トンネルやな




















っで 行ってきた 





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夙川沿いに上流方面に歩いていく











以前に訪問した 「越木岩神社」も通り越して

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登り坂がきついっ 












目印となるスタンドが見えた

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これが夙川を渡る 「「明礬(みょうばん)橋」

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この橋から斜坑の入口が見えるはずなのだが

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ほれっ

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ふふっ 












道路の向こう側に渡ってみるか

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でも こんなダンプがびゅんびゅん走っていて 危ないぞ 

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なんとか渡れたけど  良い子はマネしちゃダメだぞ

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ほほっ 












これが 入口ゲートやなっ

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防犯カメラがあって

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錠前も新しいっ

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この状況から推察するに
間違いなく 現役の斜坑やっ 











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新しい看板 そして「新幹線管理本部」の文字っ






これが 『北山斜坑』 やっ 















しかしここからではトンネルの入口が見えない 

フェンスを乗り越えるワケにもいかないし .....












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よしっ 夙川に降りて下からアプローチしてやる 











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対岸に見えたぞっ    黄色部分が坑口











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この程度の水位なら ぴょんぴょん で楽勝やっ 

雨の後で水位が上がっていたら渡れないなぁ  良い子はマネしちゃダメだぞ













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汚い藪道を登ると













ほれっ 

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相変わらずの 目の細かいフェンス

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JR西日本仕様なのか 












厳重警戒態勢やっ

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ふふっ ほぼ完全な形で残っていたっ 











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書いてあったであろう 『北山斜坑』 の文字は見えない 











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萌っ 



この先に 新幹線路線があるっ と言っている 




もう 鼻血ブーッ もんやっ 











なんとっ 

新幹線が通過したからであろう 斜坑から風が吹いてきたっ 
音は聴こえないけど 穏やかな風が「ほわって」感じで

うーんっ チビリそうになったぞっ 







この北山斜坑は間違いなく現役やっ



万一、六甲トンネル内で新幹線が立ち往生したら この北山斜坑を使って乗客を避難させることも
あるのかも知れない

今日しっかり見学したオイラなら 楽勝で夙川まで帰れるぞっ 




こうして日頃から万全を期しておくことを
『 リスク・マネジメント 』 と言うんや



どーせ ただの物好きで のこのこ出かけて行ったんだろ などと大きな誤解をしてはいけない 

















六甲トンネル 完全制覇やなっ 















とりあえずっ















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