甲状腺癌の疑い











今回はちょっとシリアスな内容
フィクションではない



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高血圧で10数年前から2~3カ月毎に通院している
主な目的は「降圧薬(血圧を下げる薬)」を処方してもらうこと
このブログにもたびたび書かれているけど

今年4月の通院時に医師から
「いままでに頸動脈エコーをしたことありますか?」と尋ねられた
未受診であることを告げると、ちょうどエコーの医師が病院に来ているので一度受けてみなさいと勧められた
素直が身上のオイラは黙って受診することにした


「頸動脈エコー」:首にある頸動脈のエコー検査 動脈硬化の早期発見が目的


この首のエコー検査時にたまたま甲状腺に腫瘍(しこり)があることが発見された
しかも腫瘍が3つもあった 



「ガン」の疑いもあるので
さぁ 大騒ぎ 

腫瘍マーカー検査などをしたが数値異常は認められない、腫瘍はすべて数ミリ程度の小粒ということでしばらく経過観察となった


もちろん自覚症状は一切ない




3か月後の再診察の時に医師から
「数値異常は認められない でも腫瘍3つのうちのひとつがどうも気にかかる .... 」と告げられた

要は腫瘍3つのうち2つは良性だがひとつは悪性(ガン)かもしれないということ

自覚症状はないとはいえはっきりせずにモヤモヤするのは精神衛生上よくないので
紹介状を書いてもらって専門医で精密検査を受けることにした 





神戸にある「甲状腺治療では日本一」と呼ばれている専門医に行くことに

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気合を入れ過ぎてあまりにも早く到着してしまったので

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地デジで「フランダースの犬」を鑑賞して時間を潰す
残念ながら泣ける回ではなかった 












さて受付開始

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病院っていやだねぇ 

まわりが病人ばかりで .... あたりまえか 












有名な病院なのでいつも混んでいるらしいけど

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受付でこんな機械を渡された
自分の診察の時間が近づくと振動で教えてくれる
「あと何人待ち」という表示も
昔のポケベルみたい


混んでいるから待ち時間が長いのは仕方ないが
この機械のおかげで今どういった状態にあるのか把握できるのでイライラしないで済む 
ほったらかしにされて
「いつまで待てばいいんだよっ 」という
あの病院独特のストレスからは解放される 

病院建物内ならば常に受信できるので待合ロビーでじっと待ち続けることも不要 


って
最近の病院はみんなこんな感じなの ???















なんやかんやで
毎月やっている採血

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これだけは慣れないよなぁ 

1時間後には検査結果が出るというスピード感 

続いて検尿、頸部のレントゲン撮影、頸部のエコー検査を行った








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チラ見した「紹介状」

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うーんっ
「甲状腺がんの疑い」
とはっきり書いてあるなぁ ..... 





チラ見するものではない  (`・ω・´)キリッ
















医師の診察まで
あとひとり 

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うーんっ ドキドキするのぅ 









診断結果は

『腺腫様[せんしゅよう]甲状腺腫』

甲状腺に1〜数個のしこり(結節)ができる病気です。首のしこりや腫れを自覚したり、他人から首の腫れを指摘されたりする場合もあれば、超音波検査による健診で偶然発見される場合もあります。
甲状腺の機能(甲状腺ホルモンの分泌)に影響がなく、良性と診断されれば、すぐに身体に害を及ぼすことはありません。遺伝性のものもありますが、多くは原因不明です。



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3つのしこりのうち2つは良性と診断されたが
やはりひとつは判断できないので(ガンの疑いが晴れない)『細胞診』の検査を受けることとなった


細胞診:正式名称は「穿刺吸引[せんしきゅういん]細胞診」 甲状腺に細い針を刺して直接細胞をとる検査で、良性・悪性の鑑別には最も診断率が優れた方法です。痛みは、腕からの採血とほとんど同じです。



喉に針をぶっ刺して細胞をぐりぐり取り出して顕微鏡観察をする というもの



ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル










この検査は午後から行われるのでそれまでに昼食を取るように言われた
「何を食べても構いませんよ
おいおい 食欲なんかありゃしないぜ


喉に針をぶっ刺す ..... 
想像するだけ「チンさむ状態」になる 


男子にしか分からないこの状態
女子は頑張って想像してくれ


























「細胞診室」

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なんておとろしい部屋名なんだ 












細胞診が終わった

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ものの1~2分で終わった
極細の針なのでチクッとはするけど痛みはない
楽勝だった 

ただ
のどぼとけをグリグリされる感覚は気分の良いものではなかった ..... 











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痛々しいけどたいしたことはない
「今晩だけ湯船につからないように」とだけ注意された




















検査結果は1週間後に

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もうここまできたらジタバタしても仕方がない
ガンなら即切り落として治療に専念するしかあるまいっ  (`・ω・´)キリッ

他に転移しなければ甲状腺がん自体で死ぬことはまれだし

「果報は寝て待て」の心境




















結局病院には5時間以上いたことになる
「日中の時間をほとんど検査に費やす」
これ考えると「健康が一番」というのが実感できる

しみじみ 






















今日は休暇をとったので職場には戻らない

『せっかく平日に神戸にいるんだから ..... 』













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(だいたい想像できたねっ  )

加古川まで足を延ばして
「加古川大堰」でダムカードをケット 




喉にばんそうこうを貼って 
何をしているんだか .....



とにかくこれで

『兵庫県のダムカード34枚コンプリート』 











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ふふっ 



















「加古川大堰」ネーム入りスリッパ

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ほ 欲しいっ 






















そして診察結果がでる9月6日となった







今日は阪急電車で

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引いた番号札

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1140 「(結果は)イイヨオ」


この際なんにでもゲンを担ぐことにする
(`・ω・´)キリッ











今日も病人でぎっぎし 

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あっ オイラもそのひとりだった 














診察結果は

「ガンではない ただし6カ月ごとの経過観察」


なんともビミョーな結論


針で取り出した細胞は「壊死」していた
壊死する前が良性だったのか悪性だったのかは判別不能

リンパ節への転移なども認められないので現状ではガンではない
ただし他の2つのしこりは良性とは言え残っているので経過観察が必要となる


なるほど


しかし 細胞が壊死していたとは 
気合と根性と少しの勇気でがん細胞をぶち殺していたということか

毎夜のアルコール消毒も効果てきめんだったのだろう さすが「百薬の長」だな 



なんて
調子こいているとバチがあたるな 



とにかくひと安心 
















甲状腺の微小癌

病気の特徴
大きさが1cm 以下の小さい甲状腺癌を微小癌といいます。甲状腺とは関係がない原因で亡くなった方の病理解剖の研究で、甲状腺には非常に高率で微小癌(ほとんどが乳頭癌)が認められます。超音波検査を用いて検診すると成人女性の3.5%に微小乳頭癌が発見されます。微小癌であっても、手術でリンパ節を取ると、30%以上の方に顕微鏡的なリンパ節転移があります。しかし不思議なことに、リンパ節を取っても取らなくても再発率は変わりません。顕微鏡レベルのリンパ節転移は生命や健康の障害とはほとんどならないようです。

さて、こんなに高頻度で発見される微小乳頭癌の全てに手術が必要でしょうか?リンパ節転移や遠隔転移がない低危険度の微小癌に対して、当院(1993 年〜)および癌研有明病院(1995 年〜)では手術しないで経過観察していますが、これによって、大部分の微小癌はほとんど進行しないこと、もし少し進行してもその時点で手術すればその後に再発した方はいないことが明らかになりました。当院ではすでに千数百名の微小癌を経過観察していますが、10 年間でサイズが3mm 以上増大したのは8%、リンパ節転移が出現したのは3.8%であり、このような患者様はその時点で手術を受け、その後の再発はありません。そのため、最近の日米のガイドラインでも、微小癌はすぐに手術をせず定期的な経過観察でもよいとされるようになりました。

さらに、通常の甲状腺癌とは逆に高齢者の方が進行する可能性がさらに低いことも明らかになりました。微小癌の手術は決して難しいものではありません。それでも、当院のような専門病院で手術を行っても、永続性の重大な合併症が声帯麻痺0.2%、副甲状腺機能低下症1.6%と低率ながら起きてしまいました。

以上のことを総合的に判断して、当院では低危険度の微小癌と診断された患者様には、治療の第一選択として経過観察をお勧めしています。経過観察中に、もし病気が少し進行した場合には、その時点で手術を行えばほぼ手遅れにならないと思われます。ただし、下記の危険性が高い微小癌には手術をお勧めします。

危険性が高い甲状腺微小乳頭癌

超音波検査やCT 検査などで明らかにリンパ節などに転移がある場合
癌が声帯を動かす反回神経の近くにある、もしくは、気管に浸潤している可能性のある場合
治療計画
手術を選ばれた方には手術を行い、術後は定期的に観察します。経過観察を選ばれた場合は、最初は半年後、その後は原則的に1 年毎に超音波検査などにより癌の進行状況を観察します。腫瘍が明らかに増大するかリンパ節転移が新たに出現した場合は手術をお勧めします。それ以外は患者様が手術をご希望にならない限り、経過観察を続けます。当院では非常に多くの患者様が、10年以上にわたって経過観察を続けていらっしゃいます。また、上に述べましたように、たとえ少し進行しても、その時点で手術を受けられれば手遅れになった症例はありませんので、ご安心ください。

より詳しい説明は隈病院ホームページの、「隈病院が取り組む新しい甲状腺医療」をご参照ください。








極めてわかりやすい 

オイラの「しこり」はいずれも直径5ミリ程度なので現時点では心配には及ばないようだ
これから死ぬまで経過観察が続くのはやむなし












甲状腺がんの発生が増えているらしい

ただこれは検査方法が飛躍的に進化して今まで発見できなかったものが続々と見つかるようになったのが原因
数年前までは1センチぐらいにならないと超音波で見つからなかったものが、今では3ミリ程度でも楽勝で見つかるらしい
近年の大腸がん増加と同じ現象だな

昔だったら原因不明だったり手遅れとなっていた病気がどんどん早期発見されるようになっている
医学・検査技術の進歩は素晴らしいけど 一方医療費は絶対に減っていかないんだなあと実感した

カネが無いと長生きできない世の中になっていくんだろうなぁ
あっ でもこれは古今東西昔からそうだったか


いずれにせよ
定期健診をちゃんと受けること
気になった時はまず病院に行く
これが大切だね







以前有名なお医者さんから聞いた話を想い出した

クルマだって2年に1回は車検で数万円かけて点検整備するのに 自分の大事なカラダなのに定期的に点検整備しないヒトがなんと多いことか





しみじみ 












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